初心者向け!副業から始める動画編集
副業を探していて、動画編集に興味をもたれている方もいるのではないでしょうか?でも初心者にもできるのか、副業として成り立つのか、どうやって収入を得るかなど疑問におもうかとおもいます。そこで今回は動画編集の将来性、基礎、収入を得る手順を解説していきます。
1、動画編集の将来性
近年では動画編集スクールが増えて、フリーになる動画クリエイターは増えています。もうすでに動画編集はオワコンなんじゃないかと思う方もいるかもしれません。結論からいうと、まだまだ伸びる市場です。サイバーエージェントの調べによると、
2022年5,497億円の市場規模から、2025年には10,465億円の市場まで延びると予測されています。ちょっと考えてみてほしいのですが、何かしらの動画を毎日見ていませんか?むしろ見ない日はないのではないでしょうか。SNSにおいても、例えばFacebook、Instagram、Twitter、など以前に比べてかなり動画が流れています。
広告においても静止画から動画の割合が増えていますよね。通信速度も5Gは当たり前になってきており、無線通信研究者によると2030年を目処に6Gのサービスが開始される予定です。
またテキストより動画の方が膨大な情報量をインプットしやすいという理由で、学校の教材として採用しているところもありますよね。
動画が生活の身近な存在となり、それだけ動画編集が必要になりますので飽和することはしばらくなさそうです。
2、動画編集の基礎
動画編集の基礎として、今回はツールとスキルについて解説していきます。
・編集ツール
動画編集ツールはスマートフォンやパソコンを使って動画編集するアプリになります。編集ツールを使用することで、不要なところをカットしたり、テロップを入れて視聴者にわかりやすくしたり、BGMや効果音を追加することにより雰囲気がガラッと変わります。短い動画や趣味程度の動画であればスマホの無料アプリで十分です。ですが長時間の動画や、動画加工、テロップのデザイン、2カメ以上を使った動画データを編集する場合はパソコンをオススメします。なにより動画編集で収益化をねらう場合は、パソコンのスペックはある程度必要になるでしょう。
無料と有料のツールがあり、その一部をご紹介します。
【無料ツール】
Lightworks
DaVinci Resolve
AviUtl
iMovie
Microsoftフォト
【有料ツール】
FinalCut Pro
Premiere Pro
After Effects
VEGAS Pro
PowerDirector
Filmora
こちらも動画編集をお仕事としてお考えであれば有料ツール一択になります。なぜかというと、無料ツールでは細かい編集をしたいとこに限界があり、結果的に有料ツールの方が制作が早くなり効率的に作業ができます。
有料で特にオススメなのはAdobeのPremiere ProとAfter Effectsです。同じAdobe社が提供しているもので相互性もあり、国内シェア率もトップレベルです。テレビ業者やヒカキンなどの有名YouTuberも使っている編集ツールになります。
・編集スキル
ここでは初心者が動画編集を行う上で基本的なスキルをご紹介します。
①カット
動画編集の基本中の基本になるカットです。不必要な部分を編集して必要なデータだけを残します。カット作業があることで、視聴者にとって見やすく自然な動画を制作することができます。ショートカットなどを使いこなすと作業効率が上がるでしょう。
②テロップ、エフェクトの挿入
テロップはメインは3つで、左右上部にあるタイトルのテロップ。演者が話している言葉を文字起こして設置する喋りテロップ。言葉やその他の特に伝えたいことを強調するテロップです。見られるデバイスにもよりますが、You Tube動画などはスマホから見られる場合がほとんどなので、文字が見やすいかなどテロップの大きさに注意が必要です。またテロップが出るタイミングもエフェクトという機能を使って調整することができます。
③BGM、効果音の選定
たかがBGMや効果音と軽視してはいけません。動画の雰囲気やイメージがガラッと変わってしまうので慎重に決めたいところです。あまり目立ちすぎるBGMや効果音だと動画そのものを邪魔してしまうので、音量やテンポも意識していきましょう。
④色調補正
例えば暗い部屋での撮影データのまま編集すると見にくい場合があります。逆も同じで白飛びしていたり、明らかに違和感のある色味は調整が必要です。特にワンショットではなく、2カメ、3カメと複数のカメラで撮影した場合は、データごとに若干色味が変わりますのでしっかり補正していきましょう。
⑤ノイズ除去
屋内外問わず、雑音や生活音があると聞き取りづらいことがあります. す。それだけで視聴者のストレスになってしまうので、出来るだけノイズは軽減していきましょう。
3、動画編集で収入を得る手順
収入を得るためには動画編集での案件を獲得しなければいけません。以下に4つの方法をご紹介していきます。
・知り合いから紹介をもらう
初対面でどういう人かわからない状態よりも、顔見知りである程度の関係性がある方が依頼されやすいですよね。最初はお試しで無料で受けて実績を作るのもアリです。その知人から紹介を受けて次に繋がる可能性もありますので、動画編集を始めたことを告知していきましょう。
・クラウドソーシングを活用
クラウドワークスやランサーズ、ココナラといったビジネスマッチングサイトを使用する方法です。お仕事を依頼したい人と、受けたい人が集まるサイトですね。検索機能がありますので、自分が興味がある分野、または需要がある分野に絞って受注するのも一つです。
無料で登録できて便利な反面、単価が安い案件が多いことが多いです。案件数をこなして収入を増やす方法もありますが、実績作りとして活用していくのもいいとおもいます。どんな案件があるか登録して見ていきましょう。
・エージェントを活用
こちらもマッチングサイトですが、専任エージェントが希望にあった仕事を紹介してもらえます。全てではありませんが、即戦力を求めている場合が多いです。なので実績をある程度つんだら、単価が高い案件を紹介してもらえる可能性があります。無料で登録できますので、どんな案件があるかチェックしてみましょう。
・SNS発信する
Facebook、Instagram、Twitter、YouTube、Tik Tokなど様々な媒体があります。時間がかかるかもしれませんが、実績を載せてアカウントを育てていくと見てくれる人が増えます。直接依頼がきたり、ダイレクトメッセージでアプローチしてもいいですよね。ライバルがどんな情報を発信しているかリサーチしていきましょう。
4、まとめ
動画編集ツールを活用すれば、初心者からでも動画編集スキルを身につけることが可能になります。ツールの種類は様々ですが、使ってみないとわからない部分があるので、制作しやすいツールを見つけていきましょう。また実績がある程度ないと受注できない場合がありますので、まずは知人から案件を受注していき少しずつポートフォリオを作成していくことをオススメしています。まずは動画クリエイターとしての一歩を踏み出していきましょう。