副業WEBデザインの始め方
WEBデザインを副業で始めようととおもったときに、具体的にイメージできない方もいるのではないでしょうか。今回は副業WEBデザインのメリット、必要なスキル、どんな案件があるか、始め方について解説していきます。
1、副業WEBデザインのメリット
メリット①初心者や未経験からスタートできる
様々な副業があるなかでWEBデザインは特別な資格がなく誰でも始められます。パソコンとネット環境、デザインツールがあれば問題ないでしょう。
センスがないとできないのでは?とおもわれるかもしれませんが、デザインの原理原則や業種業界のデザインの特性があります。なのでWEBデザインの知識が重要ですのでしっかり学んでいけば大丈夫でしょう。
メリット②リモートワークができる
WEBデザインを副業で行う際に、自宅やカフェなど好きな場所でリモートワークすることができます。飲食店や何かしらのイベント設営などは移動があり現場に行かなくてはいけません。その点、副業WEBデザインは場所に縛られず働けるのも魅力の一つですよね。
メリット③WEBデザインの需要が上がり続けている
2022年現在、世界のWEBサイトは19億サイトといわれ、2019年から比べて約2億サイトも増えています。つまりそれだけホームページやランディングページが増えているということです。
つまり必ずデザインが必要であり、今後もWEBサイトは増え続けるでしょう。またWEB広告の業界も右肩あがりで、広告バナーや商品やサービスを売るためのデザインが必要になります。
2、副業WEBデザインの必要スキル
①フォトショップ、イラストレーターなどのツール
副業WEBデザインに必要なツールとして、Adobeのフォトショップかイラストレーターのツールは必須になります。Canvaなどの無料ツールじゃだめ?とおもわれるかもしれませんが、無料ツールではできる範囲に限りがあることと、細かいところに手が届かないこともあります。
WEBデザインを副業で収益化するのであれば、プロも使用するツール、かつ世界的にもシェア率が高いツールの方が、使い方の情報も多く間違えないでしょう。
②HTMLやCSSなどのコーディングスキル
コーディングとはなにかというと、インターネット上にホームページや何か情報を載せようとする場合、文字やデザインがしっかりと見えるようにする作業が必要になります。
そこで専用のコードを入力する作業がありますが、未経験の方が行うには少しハードルが高いかもしれません。独学で行うと膨大な時間を要しますので、例えばですが、得意な人に外注するといった方法がオススメです。
③クライアントワーク
副業でWEBデザインのスキルを身につけても、案件を受注して収入を得ることができなければ意味がないですよね。クライアントワークとは、依頼主との細かなやりとりを指します。具体的には納期を決めたり、どういったWEBデザインをつくるか、進捗状況を報告するなどです。
余談ですがフリーランスの方で、途中で連絡がとれなくなったり、納期を守らない人がけっこういるようです。なので、社会人として責任ある行動をするなど、当たり前かもしれませんが、その当たり前ができると、またお願いしたいとリピートされることにも繋がります。
3、副業WEBデザインの案件
どういった案件があるか今回は3つに絞ってご紹介します。
・バナー制作
バナーといっても広告に使うものやWEBサイトの告知用に使うもの、LINE中の誘導しやすいようにデザインをするバナーと様々です。サイズは案件によって異なりますが、未経験から始める場合、比較的案件が取りやすい分野になります。ただし1枚1000円〜など単価が低いことが多いので、実績をつむ練習として取り組むのもありです。
・ランディングページ制作
ランディングページを略してLP(エルピー)と呼びます。例えば「副業 WEBデザイン」と検索したときに、最初にたどり着いたページのことをいいます。商品やサービスを販売しているページでは、お申込みボタンや購入ボタンがあるページなどがイメージしやすいでしょうか。単価は5〜20万と幅が広く文章の長さにもよりますが、受注単価が高い案件になります。
・ホームページ制作
ホームページといっても、個人から大企業まで大小あります。全体の構成から入るのか。それともある程度レイアウトや文章が決まっており、WEBデザインだけ行えばいいのかなどでも受注単価は変わってきます。平均30万円〜が多く作業時間を多くとられることが予測されるので、しっかり計画を練って納期に間に合うように受注しましょう。
4、副業WEBデザインの始め方
ステップ1:副業WEBデザインでの目標を決める
WEBデザインを副業で始めるにしても、どこまでを目標にするかで変わります。例えば、月5万円ほどの収入を目指すのか、本業と同じくらいの収入を目指すのかで、行動量は変わります。なので、自分はどこまでの収入を得たいかを明確にして、それに合わせてスキルを身につけていきましょう。
ステップ2:副業WEBデザイン学ぶ方法を決める
大きくわけて独学でやるかスクールに通うか2つに分かれるとおもいます。独学でやる場合、今はYouTubeやネット上に情報がありふれてますので、お金をかけずに無料で学ぶこともできます。
オンラインスクール、もしくは専門学校みたいなところで、数十万〜数百万かけて学ぶ方法では、金銭的なデメリットはありますが、講師からのフィードバックがあることで、最短でスキルを身につけることが可能になります。どちらが良いかはご自身のスタイルや考えに合わせて選んでいきましょう。
ステップ3:副業WEBデザインのスキルを身につける
前述したフォトショップやイラストレーターのスキルは基本になります。プラスしてコーディングもできた方がいいですが、副業で始めのうちはデザインだけに特化してもいいでしょう。不得意なことは外注して、自分は得意な領域で力を発揮するイメージです。
ステップ4:案件を探してみる
実際に案件を探してみましょう。手っ取り早く探せるのがビジネスマッチングサイトです。クラウドワークス、ランサーズ、ココナラなど、お仕事を依頼した人と受注したい人を繋ぐサイトですね。
メリットは案件を受注する際に、運営側が仲介にはいるので報酬を払ってもらえないなどのリスクがなくなります。デメリットとしては、参入者が多いためライバルが多く、単価が低い場合があります。
ステップ5:ポートフォリオを作り単価アップを狙う
実績ができてきたらわかりやすいようにポートフォリオを作りましょう。あなたはどんなデザインが作れるのか?の問いに対して、視覚的にみれるポートフォリオがあると新しい案件受注に繋がりますし、単価アップの材料として使えるのでオススメです。
5、まとめ
副業WEBデザインのメリット、必要なスキル、どんな案件があるか、始め方について解説してきました。WEBデザインの需要は右肩上がりですし、個人でも企業でも求められるスキルです。
まずは基本となるWEBデザインスキルを身につけて、少しずつ実績を積み上げWEBデザイナーとしての一歩を踏み出してみてくださいね。